研究生インタビュー
「あの日、ぼくらの大脱走」
今井 翔太 (徳永 耕一 役)
今までレッスンやオーディションなどいろいろ努力した結果、映画に出ることができてとても嬉しかったです。撮影では徳永耕一役でした。耕一が落語を披露するシーンがあったのですが、落語と早口言葉を言うのがとっても難しかったです。スタッフさんや共演者のみんなが「失敗しても大丈夫だから!」と声をかけてくれたので思いっきりやることができました。
渡邉 奈々 (佐伯 京子 役)
本番を迎えるまでのレッスンでは常に「間」を気にして取り組みました。どんなにセリフをうまく言えても「間」が早かったり、遅かったりするだけで、台無しになってしまいます。今回はシングルマザーの役を演じましたが、実際に経験したことがない役なので、監督に薦められた映画を拝見し勉強しました。少しでも役に近づく努力をすることは大切です。本番では山中でのシーンが多かったのですが、大きな虫が沢山飛んでいてビクビクしながら撮影に挑んだ事が今となっては楽しいエピソードとなっています。
山田 聖子 (澤井 一恵 役)
小学校の先生という役だったので、子供達との関係性をとても大切にしました。実際に子供達とのシーンがなかったので、普段どのような先生で、どのように関わっているのか、自分の小学校時代の先生を思い出し参考にしました。
役作りをする時、その役の背景や周囲の人との関係性から作っていくという事は、日ごろのレッスンから学んでいたので今回の撮影でとても活かされました。
石田 健人 (ユウキ 役)
ユウキはいじめっ子なので、普段の学校生活でセリフにあるようなひどい事をしたり、言ったりはしない所が僕とユウキの違う点だったので大変でした。特に目の使い方や動きはレッスンでも本番でも難しい部分になります。
映画の出演もオーディションで決定していくのですが、毎回意識していることは、台本のト書きをしっかり読むこと、作りこみ過ぎないこと、あとは絶対役を取ってやる!という気持ちです。
佐野 真白 (風間 亮 役)
トワイライトシリーズでは、必ず風間亮と佐伯小夜が出てきます。人物は作品によって変わりますが、風間亮の役は僕の憧れていた役でもあったので発表があった時は驚きと嬉しさであふれました。今までは自分の芝居だけでいっぱいでしたが、この役を演じるにあたって相手の気持ちを考えたり、場の雰囲気を盛り上げるという事にも意識を向けることができるようになりました。この経験を次に活かし、今後は時代劇やアクション映画などにも挑んでいきたいです。